今日の笑顔

夏祭り参加

7月29日は小山田小学校体育館にて、小山田町夏祭りが行われました。恵光幼稚園のお友達も参加し、舞台の上で盆踊りを踊りました。始まる前は、「ドキドキする~」と言い、緊張気味な子どもたちでしたが、いざ本番が始まると、恥ずかしながらもニコニコ笑顔で踊ることができました。大勢の地域の方々の前に立ち、踊ることができた子どもたち。踊った後は「緊張したけど頑張ったよ!」と誇らしげな顔で教えてくれました!

「はじく」という原体験

今年も立派に咲いて役目を果たしたホウセンカ、最後はこどもたちに「はじく」という言葉をプレゼントしてくれました。

今朝、ホウセンカのタネを集めました。タネを摘み始めると、プチンプチンとゴムがはじくようにタネは自分からはじけていくのでした。その面白さからでしょう、タネ取りの手は止むことを知りません。

「はじく」というんだよと子どもたちに伝えました。
「おもしろい」と連発しながらの作業でした。
タネは封筒にしまって次の出番が来るまで、机の中でその日を待ちます。

トンボの気持ち

夏休みに入ってある日の朝、職員室にいると子どもたちが呼びに来ました。「先生、トンボがいる!!」「どこに?」「水道のとこ!」早速行ってみると、トンボが窓ガラスに向かって体をぶつけていました。「このままではかわいそうだね、採ってあげよう!」そう言って、子どもから借りた帽子で包むようにして採り、指先でつまんで子どもたちに見せました。
「ぼくも見せて・・、私も。」子どもたちの関心は高まったようです。空にかざしたトンボの体には黄色く走るいくつもの帯や、シマ模様の羽、目玉の色、くるっとしっぽを丸めた柔軟な体。子どもたちの気付きをうながしながら色々なところを見ました。
その時です。
手を出してトンボに触ろうとする子どもがー。
「触らないでね、トンボを見てごらん。体が震えているのが見えるかな?」「・・・うん!(外の子どものまなざしも注がれています)」「トンボさんは怖がっているんだよ。だから、先生もそっと、そっとつまんでいるんだよ」そう言っていると、「先生、もう逃がして」懇願するようにある子が言いました。「そうだね、もうよく見たでしょう。じゃ、逃がしてあげるから、みんなでお別れしよう。」そういって、みんなでトンボを見送りました。指に伝わった震えるトンボの動きは、見ている子どもたちにトンボの気持ちを伝えたようで貴重な体験になりました。